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「サン?頑張ってるか?」
「見て分かるだろ。いちいち聞くな!」
「……………………。」
「聞いてるのか?カルマ?」
「死刑執行。標的全鋼憐獣+サン。」
「や、やめろ!!悪かった。俺が悪かったから。」
「『ヘルアイスニードル』」
そういうと地面から多数の針がでてきて鋼憐獣を貫いた。
「ちっ。失敗った(シクジッタ)か。」
「失敗ったか。じゃねぇ。危なく死ぬとこだったじゃねぇか。」
「違う。お前じゃなくて、向こう側。」
「へぇ。お前が失敗るなんて珍しいな。」
「あれはお前にやる。」
「お!?マジで?ありがとな。それじゃ遠慮なく。『タイムドレイン』。」
すると最後の足掻きなのかよそ見していたカルマの方へ走って行き、噛み付いた。
そしてサンの魔法は案の定外れ、焦ったサンはまた同じ魔法を放った。
しかしそれは鋼憐獣に当たる事はなく、カルマに当ってしまった。
するとカルマの体は急激に縮んでいき遂に外見が小さくなってしまった。
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