時:プロローグ

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「おい、サン?お前何でそんなにでかくなってんだ?」 「違う違う。お前が小さくなってんだ。」 「は?何故?」 「俺の魔法『タイムドレイン』に当ったから。」 「なおす方法は?」 「知ってる範囲では無い。なんてったってオリジナルマジックだからな。」 ブチッ 「サン?今すぐ苦しまずに逝くのと苦しんでから逝くのとどっちがいい?俺は優しいから選ばせてやる。」 「それじゃ苦しまずに逝くので。」 「ダメだ。」 「それじゃ選択肢無いじゃん。」 「当然だろ。『ハイケージ』」 カルマがそう言うと檻が出てきてサンを捕えた。 「ま、待てカルマ。俺が悪かった。だから頼むからこの檻から出してくれ。」 「やだ。死刑執行『ヘルフリーズ』」 「ちょ、待てよ。寒いって。話を聞け。うぅー寒っ。ってか聞いてください。」 それから暫くしてサンが解放されたもののうつ伏せに倒れたまま放置され、カルマはギルドに帰っていった。
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