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 お披露目を無事に終え、モーザはベッドで休んでいるサリアの元にやって来た。  「一時はどうなる事かと思いましたわ」  サリアは口に手を当てて欠伸をした。  「その、マリーの事だが…」  モーザはためらいながらも、はっきりとした口調で言った。
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