夏の夜

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 オシアスは笑って言った。  「兄上達はたくさん綺麗なものを見てきたのでしょう?ずっとお留守番だった僕は楽しみにしてたんだから」  眩しく笑うオシアスを見て、セルシェは複雑な顔をした。  「しかしオシアス、行くのは夜にしなさい。その方が人間に見付かりにくいはずだから」
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