夏の夜

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 日が沈むのがいつもより長く感じたが、辺りは漸く暗くなった。  「よし!行こう!」  一応ポシディウス直属の家臣、ナーデンには行く事を告げた。  「一体何が見えるんだろう」  逸る気持ちを押さえつつ、オシアスは海面を目指して泳いだ。  「ぷはっ」  ドーーン!
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