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言わないで…
その言葉を聞いたら僕達は二度と逢えなくなるから…
言わないで…
ごめん…
なんて泣かれたら僕はどうすればいいの?
誰にも邪魔されない場所が必ずあるはずだと二人で探し続けた。
二人の本当の願いが叶う場所が必ずあるはずだと信じ続けた。
すべては儚く虚しい夢に消えた。
聞きたくなかった。
知りたくなかった。
この二人が愛し合うことは決して許されない行為なんだとわかっていても。
何もかもを失っても君が欲しかった。
罰が降るその日まで少しでも長く君を感じていたかっただけ…。
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