†消えない蝶†

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計り知れない痛みは、いつしか僕のすべから     『光』 を奪っていった。 もう何も見えない… もう何の希望もない… もうどこにも… たった一人きり、残された君の温もりが余計に悲しさをつのらせる。 遮切られた想い… 閉ざされた扉… 塞がれたその先にはもう    『光』 などない。 何気ない日々の中にまだ君の輝きだけが生きている。 この空はどこまでも繋がっているのに…。 この太陽も月も君を照らしているのに…。 それだけはいつまでも変わらないのに…。 この想いは静かにそして激しくくすぶり続けている。
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