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キミを見た…
そう…夢の中で…
キミを見た…
そう…記憶の中で…
キミはどんな声で笑ってた?
キミはどんな声で泣いてた?
あの日、夏草の匂いと、なまぬるい風の中でキミと手を繋ぎ見上げた月を今は一人で眺めている。
遠ざかって逝くだけの日々に今なおキミへの想いを募らせながら…。
変わらない記憶と愛情に一生侵され苦しんでもボクはきっと後悔しないだろう。
あの夏は切なくも愛しく…偽りない感情をボクらはぶつけ合ったね。
サヨナラを言わなかったのはキミと僅かでも繋がっていたかったボクの最後のワガママだから…
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