†消えない蝶†

5/37
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
僕はどれくらい眠っていただろうか… 夢から醒めれば君がいない現実。 君への想いが醒めやまない現実。 僕にはそれを受け入れる勇気があるだろうか? 泣き腫らした顔… 夢の中でも君との関係は現実と同じだった。 結ばれない運命を痛いほど突き付けられた。 それでも瞳を閉じれば君に逢える。 苦しくてもつらくても君に逢いたいから… だから僕は眠る。 君がこの地上に存在している限り僕の想いは絶えることがない。 例え君が屍になる日がきても君を想う僕の心は永遠より永い。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!