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カナ「よいしょっと、いや~一人暮しは羨ましいね~。っとソウだ、ソウだ。聞いて欲しい話しって何なの?」
亮「いや、その…。まあ、とにかくコーヒーでも容れますよ。」
カナと亮は、亮のアパートに付き、酔いを醒ましていた。
カナ「なんだよ~、ハッキリ言っちゃいなよ~。なんだー?恥ずかしい相談なのかな?ふふふ。」
亮「なんか、カナさんに相談しようとした俺が馬鹿だったかも知れないっす。」
カナ「コラコラ~、また話しも聴かせて貰って無いのにソレは酷いでしょ~。」
亮「はぁ…まあ良いや。……奏さんって彼氏とか居ます?」
カナ「あら、これまた単刀直入に(笑)うーん、今は居ないと思うよ。」
亮「ふ~ん。そうっすか。」
カナ「『ふーん』って…。ふふっ、まさか奏に一目惚れってヤツ?」
亮「うっ…まあ、そうですけど。はぁ、なんかカナさん楽しそうですね。」
カナ「いやいや、そんなそんな。後輩から甘酸っぱい恋愛相談うける何て私は幸せですよ~(笑)」
亮「ふぅ…。」
カナ「奏かぁ…でもさ、奏は強敵だよ~。あの子はアア見えて中々にヤリ手だし…。確かさ、亮くんは彼女つくった事、無いんだよね?」
亮「無いです…。よく皆に馬鹿にされてますよ。はぁ…。」
カナ「コラコラ、そこで落ち込まない!亮くん、普通にカッコイイと思うし…大丈夫だよ。」
亮「でも、奏さんは強敵だって……。何ですっか?」
カナ「あの子、ちょっと変わり者だしさ。実はアンマリ大学にも来て無いんだよね~。」
亮「あぁ、なんか不思議な雰囲気を持ってますよね…。まあ、それが俺にしたら心地良いって言うか…そんな感じで。だからいいなぁって思った訳です。」
カナ「ふーん、あのテンションが心地良いって。亮くんも中々に変わり者みたいだね(笑)。」
亮「はぁ、だからモテないんですけどね………。」
カナ「だから落ち込まない!まあ、あの子が強敵な理由は他にも有るんだけど…。これは私が勝手に言っちゃダメだと思うから本人に聞きなよ。」
亮「本人にですか…。解りました。まあ何にせよ、上手くいったらの話しですけどね(笑)」
カナ「ふふふ、大丈~夫。私が支援、致しましょう。」
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