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いつもの…星空
いつもの場所で
と書いた紙切れ
ボクは一人舞い上がっていた
その夜、いつもより早くいつもの場所についたボク
「早いね」
なんて言いながら、
後ろから声をかけた女の子は小さく笑って隣に座った
小さな沈黙の後で
全て自分に確認するかのように一つ一つ女の子は自分の〔今まで〕をボクに語る
全てを語り終えた時、泣いて抱きつく女の子。
どうしていいか分からないボク
戸惑っているボクを気にも止めないかのように、ひとしきり泣いたら女の子は自分から離れた
最後に
「ありがとう」
と伝えて二人は別れた
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