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話し合いをして帰ってきた時…どうしても心配で連の家で待っていた…
そのちょっと前に連の家の合鍵をプレゼントされていた…
連は帰ってきた時…落ち込んでいて、声も掛けられない状態だった…
だから暫く黙って彼の言葉を待っていた…
すると…連が…
『俺は友達を失くした…俺を親友と思ってくれてた友達を今失った…』
そう言って泣き崩れた…
連の泣く声だけ…静まり返った部屋の中に響いた…
私を好きになったばかりに友達を失った…
私が彼等から絆を奪ってしまった…
連を裏切らせたのは私…
どうしていいのかわからずに…私の頬も濡れていた…
意を決して涙ながらに強い口調で私が口を開いた…
私『こんな苦しい思い二人にさせるくらいなら…もう別れた方がいい!』
すると連は私を睨み…
連『何でだよ!何で二人とも失うの?何の為に話し合いに行ったんだよ!秋と付き合う為だろ!?』
初めて連の怒った顔を見た…
私『そこまでして私と付き合う価値なんかないよ!』
連『価値があるかないかぢゃないよ!俺は秋が好きだから一緒に居たいんだよ!』
私だって大好きだよ~(ToT)て心の中で叫んだ…
暫くして…
今別れを決めるのは私ぢゃない…てコトに気付いた…
やっぱり…連の傍に居たい!
その日…泣きながら抱き合ったまま眠った…
連…泣かせてごめんね…
この日…連と良樹が何を話したか詳しくは聞けなかった。
この小説を書くにあたり真実を連から聞きました(;_;)
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