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あまりに私の涙が止まらないため…少しの間…落ち着くまで真平との電話を一旦切った…
家に着いたら電話をすると約束をした…
電話を切って泣きながら自転車を漕いでいて…
ふと…空を見上げた…
綺麗な星空だった…
連は星座を私にいつも教えてくれてたっけ…
私に教えてくれる為に遠回りして送ってくれたね…
オリオン座…白鳥座…冬の第三角形…
また涙が止まらなくなった…いつもなら連が拭いてくれる涙なのに…
ただ冷たい風が頬をつたう涙を撫でていた…
会いたい!連に会いたいよ!
どこにいるの?涙拭きにきてよ!
いつも親指で涙拭いてくれるぢゃん!!(;_;)
そう心の中で叫んだ…その時だった…
あ……‼
≡☆.*:☆'*.流れ星…
連を返してください‼
一瞬にして消えた流れ星に咄嗟に心で叫んだ…
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