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獄『十代目、どうしました??』
山「隼人、さっきはごめんな??」
獄『何でお前が十代目の電話使ってんだよ』
山「ツナに借りた。それより、お前泣き顔見せたんだってな」
山本の雰囲気が一気に黒くなっ気がする
獄『オレが誰にどんな顔見せようとお前には関係ねぇ!!』
獄寺君も物凄く怒ってるみたいだ。
山「あっそ。ならオレが誰と浮気しても文句ねぇよな」
チラッとオレを見る山本。いや、見れても困るんだけどな……
獄『なっ!!勝手にしろよ!!オレだって十代目と浮気してやるからな』
山「なら早い者勝ちだな」
そう言って電話を切ると山本はオレの腕を掴んで歩き出した。
綱「や、山本…オレも困るんだけど………」
誰にも言ってないけど、オレにも恋人がいる。なのにこんなところ見られたらお仕置きされるかもしれないのだ。
山「恋人いんのに悪ぃな。まぁ、本気でオレの浮気相手になってくれりゃ楽なのにな」
綱「な、何で知って…」
山「この前一緒に歩いて」獄「山本!!」
話の途中で獄寺君が追いついた。……肝心なところを聞きそびれた…
山「何だよ」
山本からは不機嫌なオーラっていうか、黒いオーラ全開だ。
獄「そ、その‥悪かった……だから………」
山「だから何だよ」
獄「き、嫌わないで////」
ここが公衆の面前なんて事はお構い無しなんだろうな……
男1「おぃ、あいつ可愛くね??」
男2「奪って可愛がってやりたくなるよな」
周りの男達がチラチラと獄寺君を見ながら話している。
山「こいつはオレんだ。手ぇ出した奴はぶっ殺すから★」
山本の一言で周りの人達が全員固まった。
まぁ、確かに…口は笑ってんのに目が本気なのを見たら誰だって固まるだろう……
山「んじゃ、ツナまたな」
そう言って山本は泣いてる獄寺君をあやしながら帰って行った。
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