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「ギィン!!!!!!!!」
「ガァン!!!!!!!!」
「ギャリ!!!!!!!!」
二人は神速と言えそうな速さで攻防戦を繰り広げていた。
お互いの力量は互角だった。
「やりますね・・・。私と、ここまで張り合えたのは貴方が初めてですよ。」
「そりゃ、どうも!!!!」
二人は言葉を交えながら、刀を振るう。
周りの人間は見ている事しか出来なかった。
「あんた、名前は?」
「ご存知で無いのですか?新撰組の一番隊隊長、沖田総司と申します。」
その瞬間、ジョンの目が見開いた。
(新撰組!!??沖田総司!!??)
その瞬間、沖田総司が屈み込む。
下から刀を振り上げる。
「ズバッ!!!!!!」
隙だらけのジョンの左肩を沖田総司の刀が切り裂いた。
「最後は、隙だらけでしたね・・・。※燕返しも、彼程の実力なら止められた筈なのに・・・。」
残念そうに、沖田総司が呟いた・・・。
※沖田総司が生み出した技。
燕が飛ぶ時の様に、刀を振り上げる事から名前がつけられた。
『返し』の意味は、今で言うカウンタ―。
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