STORY.7

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しかし、ジョンは一瞬で刀を抜いた。 高杉がデザ―トイ―グルの引き金を引く。 しかし、ジョンは近くにあった茶屋の長椅子を前に蹴飛ばした。 長椅子はジョンの姿を隠し、防弾の役割も果たしていた。 高杉は咄嗟に長椅子を手で弾いた。 衝撃で痺れる手を押さえて、下を向いている間に長椅子に姿を隠していたジョンは高杉の前にいた。 そして、高杉の頭を掴んだ。 「ウオオオ!!!!」 バゴン!!!! 高杉の頭を地面に直接ぶつけた。 「ガバッ!!!!」 高杉の口から出た血がジョンの顔に掛かるが、ジョンは高杉の頭を更に右手で掴み、左手で高杉が弾いた長椅子の足を掴んだ。 「や、止め・・・。」 バギッ!!!! 高杉の頭にジョンが振り下ろした長椅子が直撃し、長椅子が完璧に折れる。 そして、高杉は口から血を吐き出して、気を失った・・・。
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