ついさっき

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「マジ!?貸せ!!今度返すけん!!」 「でも、一本しかないし…。」 「あぁ…じゃあ貸せ!!」 理不尽さMAXです。 「何でや!!でも芯だけならいいよ。」 「バカか!!芯だけで書けるか!!」 リョータが軽く半ギレした時、トンくんが言いました。 「俺、本体だけならあるかも。」 「マジ!?じゃあお前ん家行こ!!お前は芯をくれ!!」 「一本だけならね。」 「少ないわ!!」 即決でトンくん家へ。 向かう途中、リョータは、 「もっと増やせ!」 「えー。」 「4本!頼む、マジ頼む!」 「………分かった。」 と、交渉を成功させていました。 トンくん家に到着。 「ちょっと待っててー。」 トンくんは、取りに戻りました。 「お前、絶対やれよ!」 「2本だろ?」 「減っとるわ!」 俺爆笑。 やっぱり駄作です。 しかし、ここでまさかの出来事が。 「ゴメン、無かった…。」 トンくん持ってませんでした。 「……いいよ。」 トンくんに優しいリョータ。 そして、トンくんとバイバイしました。 「じゃあ芯もいらんわ。どっか売ってるかなぁ?」 「無いど~。」 するとヨッピーが言いました。 「フタバならあるよ。」 フタバとはホームセンターです。 時間もないので、ダッシュで向かいました。 しかし、ここでヨッピーとBYE BYEしました。 向かう途中、先輩がソープに行ったこと、リョータがチャリをパクられ、近くにあったチャリをパクったこと、地球温暖化のこと、を話してました。 3つのうち、どれかが嘘です。 どーれだ? 店に着きました。 シャーペンを探します。 (あれ?) ありません。 0.5ばっかりです。 「騙された!!」 見事にハモりました。 イライラしたまま店を出て、そのままヴァイヴァイしました。 やっぱり駄作は駄作でした。
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