第一話 恐怖!秘密結社部SIR!

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第一話 恐怖!秘密結社部SIR!

夕日の差す公園。 児童の声が消えたそこに少年は立っていた。 少年は真っ赤な目で真っ赤な大陽を睨みつけ、嗚咽混じりにぽつりと呟いた。 「ヒーローさえ…、ヒーローさえいなければ…!」 ー少年の名は一首 領次郎(ひとつくび りょうじろう)。 彼はこの時5歳にして、悪の秘密結社の大首領になることを夢見たー
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