1 いつもの風景

2/9
前へ
/21ページ
次へ
にぎやかな通学路を歩いていた いつもと同じ街の風景が続き、やがて学校がみえてくる 階段を上がり長い廊下の一番奥の ‘2ー1’という教室のドアを開ける 明るくてちょっとうるさい教室だ 「おはよ」 と声を出すと 「オッス」 「おはよ」 と返ってくる 何気ないことだがそれは彼にとって心地よいものだった
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加