第1章 1990 初夏

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どうやら彼女は不良に憧れているらしい。 でも不良にはなっていない。 いや、なりきれてない様子だった。 彼女は陸上部の練習が終わる夕方6時過ぎには毎日スタンドに座り1人テニス部の練習を見つめていた。
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