ルール説明

7/12
前へ
/190ページ
次へ
「ふっ……、ふざけんなっ!! 誰がそんなこと信じるんだよ!!」 と、そこで僕達全員の声を代弁するかのように1人の男が声を荒げた。それにより、周りの人達も便乗するように抗議を始める……。 あぁ……、駄目だよ……っ。そんなことしたら……っ。 『……うるさいなぁ。僕に指図する気なわけ?』 暫く黙っていた“それ”は、忌々しげに舌打ちを1つしたあとそう告げた。そして……、ゆっくりと片手を最初に抗議した人に向けた。 すると! 「うあ゛ぁぁぁぁぁぁっ!!??」 その男は物凄い悲鳴をあげて真っ白な地面に崩れ落ちた。かと思った瞬間! 今度はその身体がまるで氷のように溶け始め、消えてしまったんだ……。 『ふふふ……。はい、まずは1人目脱落ー。彼は現実世界でも死亡しましたぁー』 様々な悲鳴があがる中、“それ”は至極楽しそうに笑って言った。
/190ページ

最初のコメントを投稿しよう!

297人が本棚に入れています
本棚に追加