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確かにそうだ。パートナーさえいれば何人グループになって戦っても良いと言うのはかなり心強い。だが、問題なのは組んでくれるよう頼んでそれを承諾してくれるかだけどな……。
「ま、取り敢えずココでお前たちとは暫くお別れだな」
「……そうだね」
そう言って達馬と時兎は立ち上がった。そうだ……、ココからは別行動だったな。ミッションで求められてる物が違うんだから仕方ないけど……。
「寂しくなるけど、また会えると良いな!」
「生きてればな」
そう。これは命を落としたら死ぬ最悪のゲームなんだ。何が何でも生き残らないといけないゲーム……。また、達馬や時兎、武琉や雪に会えるのかすら分からない。それでも……、
「……また生きて会おうね。青空兄、武琉兄」
「一応……、お前達も死ぬなよ?」
「あはは、お互いにな!」
「絶対クリアしよう」
俺達は誓いを立てた。必ず生き残ると……。
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