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「だから『神を決めるゲーム』。生半可な気持ちじゃ出来ないから、生死を懸けたゲームなんだけど……やりすぎだよ……」
「……本当にミッションクリア出来なければ死ぬんだな？」
俺の問いかけに朱理はコクリと頷いた。信じたくはない。だが……、今の俺には朱理の情報しか信じるものがない。
それに、白雪も生き残ろうと言った。ならば……、
「朱理」
「えっ、あ……っ。な、何？」
「俺達も絶対生き残るぞ。神だか紙だか知らねぇけど、そんなものはどうでも良い。まだ……死ぬわけにはいかねぇしな」
「……そうだね」
俺の言葉に朱理は頬を少し染めて応えた。……どこかに照れるような要素があったか？ ……まぁ良いけどな。
「(初めて青空君に名前……朱理って呼ばれちゃった……)……そ、青空君！」
「何だ？ って言うか“君”、いらねぇよ。青空で良いし」
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