悪魔の鎮魂歌

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あのあと、すぐに俺たちは旅立った。町の人に聞いたところ、エトリックタウンはここから歩いて半日程だと聞いた。 明日の朝出発しても良かったのだが、何事も余裕を持って行動すべき、と朱理が主張したからすぐに旅立ったのだ。 そして、俺たちは今モンスターと戦っている……。 「っ!青空、行ったよ!」 「任せろ! 朱理、そっちは頼むぞ!」 「任せてよ!」 襲いくるモンスターを俺は空気銃(エア・ガン)で撃ち落とす。大分慣れてきたためか、弾が外れることはほぼなくなった。 そして朱理は周りにあった木や岩を携帯で撮り、複写している。 どうやら朱理の能力は本当に携帯で撮影したものなら、何でも複写でき、動かせるらしい。 今でも岩や木を空からモンスターの上に落としたり、まるで玩具のように振り回したりしている。 ……ある意味最強の能力じゃねぇのか……?
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