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「え? あっ……、そっか。青空昨日充電しなかったの?」
「いや、充電器持ってないし」
「青空君。この世界での充電はホテルじゃないと出来ないんだよ。つまり、ホテルのフロントで充電器を借りなきゃなんだ」
「は?」
意味がよくわからない。
つまり……、要約すると……。充電器はホテルのフロントにあって、それを借りるには必ずホテルに泊まるか、休憩をする必要がある、と?
「うん、そんな感じだよ。ごめんね、昨日泊まる時に言えば良かったね……」
青空がゲームについて何も知らないのを忘れてたよ、と朱理は申し訳なさそうに言ってきた。
まぁ……、ゲームについてそれ程深く聞かなかった俺も悪いんだが……。
「……で、どうすれば良いんだ?」
「うーん……、ホテルで休憩すれば充電器は貸してもらえるけど……」
次のミッション内容にもよるよねー……、と雪は言葉を濁した。
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