休息

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「……成る程な」 確かに雪の言葉には納得させられものがあった。ミッションクリアをしなければ俺達は元の世界に戻ることが出来ない。そのために、雪達と戦わなければならなくなったらきっと戦うだろう。 信じられるのはパートナーだけ。 いや、信じなければやっていけないのかもしれないが……。 「俺達は生き残る為なら手段は厭わない」 「偶然だな。俺もだよ」 「青空……、そんなに熱くならないでよ……」 朱理は呆れたように俺を窘めた。……確かにらしくなかったかもな……。 と、その時。 この俺達のいる公園に向かって2人の男が走って来ているのが見えた。 大分息を切らしながら走っている様子が窺える。そして彼らは俺達の前で立ち止まった。 「ハァハァ……っ、ここ……?」 「あぁ……間違いない……。……なぁ、お前達もゲーム参加者だろ?」 と、俺達に向かって片方の男が聞いてきた。
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