休息

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「あ、そう言えばお名前聞いて良いですか?」 「んぁ? ……あぁ、俺達な。いーぜ!」 朱理が思い出したように名前を2人に聞いた。金髪の青年は、歯を見せてニカッと笑い、かなり良い笑顔を俺達に見せて了承してくれた。 どうやらかなり人懐っこい性格をしている様に思える。 「あ、その代わりお前達の名前も聞いて良いか?」 「勿論。僕は白雪。雪と呼んでください。そして、茶色の髪をしているのが僕のパートナーの武琉だよ」 「私は朱理です」 「朱理のパートナーの青空だ」 金髪の青年はうんうんと嬉しそうに微笑んで頷いた。 「俺の名前はタツマだ。宜しくな! 雪と武琉、朱理に青空!」 と、同時にその場にいた6人の携帯が鳴り響いた。俺達は躊躇することなくメールを開く。 『参加者レポート エントリーナンバー7 参加者名:萩原 達馬      (ハギワラ タツマ) 能力:武道家(マーシャル アーティスト)      シャングリラ会社』
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