無題Ⅱ(断片)

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まわる歯車 軋む体 駆け上がる坂道 転がるように進もう 前置きはいらない   まわれ鉄棒 さかさまな 空が晴れていた 意味もなく何度も逆らった 重力に世界は歪んだ     超高層ビルの手前に 小さな僕ひとり残して 君は飛び去ったツバメのように    
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