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たくさんやまなと君俊兄いろいろな人に知らせた涼太の記憶が戻った事をみんな喜んでくれた
それからは涼太の回復は早くいつもの涼太に戻っていった
そして私は毎日涼太の病室に通い続けた
まち『涼太ッ今日はねまちがお弁当作ってきたよー』
涼太『まぢ?やべー幸せだわあ~』
まち『今度は涼太が退院した時もっと豪華な料理作るからね』
涼太『おーそのためにも早く退院しなきゃな』
まち『そうだよー頑張ってね』
涼太は美味しそうに私の作った弁当を食べていた
コンコンッ
まち『はいどーぞ』
私はいつものようにドアに向かって言った
静かにドアが開いた時現れたのは私の知らない派手な年配の女性
『‥涼太‥ッ』
その女性は涙を流しその場で泣き崩れてしまった
私は少し動揺したが涼太の顔を見ると悲しく険しい顔をしていた
まち『どうぞ座ってください』
椅子を差し出しその女性を座らせた私は居てはいけない気がしたので部屋を出ようとした
涼太『まち‥いていいから‥』
まち『うん‥』
『はぢめまして‥涼太の‥母です』
その人は深く頭を下げて言った
これが涼太のお母さん‥?前に俊兄から聞いていた人だった
涼太『あんた‥何しにきた』
まち『涼太そんな言い方‥』
『良いのよ‥ごめんなさいね‥あなたの店の店長に聞いたの‥良かった‥無事で‥』
涼太『‥‥ッ‥そっか』
『‥それとね話があって来たのよ‥ホスト辞めてちょうだい‥』
涼太『は?』
『私の子供として‥私の籍に入って‥会社継いでほしい‥』
涼太『意味わかんねーよいきなり来てなんだよそれッふざけんな』
『私‥心配なの‥これ以上また何かあったら‥私‥』
お母さんは涙を流した
まち『涼太‥お母さんの気持ちわかってあげて‥私も涼太の身にこれ以上何かあるのは嫌だよ‥それにもおいいぢゃない‥許してあげても二人とも充分傷ついてきた‥』
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