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「私の《星》の種類は『叶え星』よ。人間の『望み』一つを叶えるのが仕事よ」
「・・・・・・」
「さ、『望み』を言ってちょうだい。
何が『望み』なの?
学校に行きたい?友達が欲しい?・・・・・・・・それとも病気を治して欲しい?」
「なっ・・・・何でそれをっ」
「判るわよ、毎晩見ていたんだから」
少女はふわり近くを歩きながらリオに言う。
リオは俯きながら
「・・・・・・いいよ、病気なんて治さなくても」
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