再開

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俺はマンションの八階から一階まで、全速力でかけ降りた。 ただあいつが可愛くて、どこか俺に似てる。だからケンを待たせたくなかった。 その思いが俺の足を走らせた。 暫く走り、近くのスーパーに着くと、俺はペット用品の所へと向かう。 「こんなに種類があるのか…。」 俺は少し呆れたように呟く。今まで一度もペットを飼ったことが無かったので、どれを買っていいのか分からず、とりあえず一番高いキャットフードを買った。 ケン喜ぶかな? 俺は胸を踊らせながらレジへと向かった。
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