10人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はマンションの八階から一階まで、全速力でかけ降りた。
ただあいつが可愛くて、どこか俺に似てる。だからケンを待たせたくなかった。
その思いが俺の足を走らせた。
暫く走り、近くのスーパーに着くと、俺はペット用品の所へと向かう。
「こんなに種類があるのか…。」
俺は少し呆れたように呟く。今まで一度もペットを飼ったことが無かったので、どれを買っていいのか分からず、とりあえず一番高いキャットフードを買った。
ケン喜ぶかな?
俺は胸を踊らせながらレジへと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!