03,-Life or Death-

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「消灯の時間ですよ。倉田さん、おやすみなさい」 「…おやすみなさい」 ベッドに横になり、見つめる先は闇。 扉が閉められたと確認すると、私はゆっくりと起き上がった。 カーテンを開けると、薄っすらと明るい光が差し込む。 夜空を見上げると、雲の間から覗く月。 アレが沈めば、朝がやってくる。 _
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