【通常戦②】

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「…ごめ…んっ! ちょっと…ハァ…、 ハア……ゼエ……待って…」 朝霧さんは 必死に息を整えている。 「…大丈夫ですか?」 私は思わず尋ねる。 朝霧さんは、 苦しそうな表情で コクコクと何度も頷いた。 「…用件、通信メールで 送ったらどうすかね?」 その様子を見て たまらず太一さんが、 提案をする。 すると朝霧さんは ハッとした表情をし、 ゲーム機を操作しだした。 ………、 しばらくし、 私のゲーム機のランプが 点滅する。 もちろんこれは、 朝霧さんからである。 (何だろう?) 私は中身を すぐさま開けてみた。
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