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「…ごめ…んっ!
ちょっと…ハァ…、
ハア……ゼエ……待って…」
朝霧さんは
必死に息を整えている。
「…大丈夫ですか?」
私は思わず尋ねる。
朝霧さんは、
苦しそうな表情で
コクコクと何度も頷いた。
「…用件、通信メールで
送ったらどうすかね?」
その様子を見て
たまらず太一さんが、
提案をする。
すると朝霧さんは
ハッとした表情をし、
ゲーム機を操作しだした。
………、
しばらくし、
私のゲーム機のランプが
点滅する。
もちろんこれは、
朝霧さんからである。
(何だろう?)
私は中身を
すぐさま開けてみた。
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