中学生

7/61
前へ
/165ページ
次へ
カズシ君が通るたびに、からかわれる毎日を送っていた それがとても嫌で、学校にいくのが、少し嫌になりはじめた頃 カズシ君に呼び出された それは思いがけない告白 だけど、私は… あなたじゃなきゃ だめだったんだ… 私がカズシ君を好きなことは学校中が知っている… だから絶対に、カズシ君は知らないわけがない きっと、断られるなんて想ってなかったのだろう 「ごめんなさい」といったあとのカズシ君の顔は予想外だと言っているかのような、とても驚いた顔をしながら 「そ、そうか」 そういって、私に後ろ姿をみせていった  
/165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4607人が本棚に入れています
本棚に追加