4607人が本棚に入れています
本棚に追加
力也は相変わらず、私にちょっかいを出してきていた
沙織が好きなくせに…と思いながらも、話しかけられると、うれしい私がいた
力也は沙織に告白する事なく、何も変わらない日々が過ぎていく…
このまま、時間が流れてくれればいい…
力也と沙織の上手くいった話なんか聞きたくなかったから、私は、必死に願っていた
そんな私の願いは叶わなかったのか、ある日、沙織に呼び出された
それは力也と出会って、あと少しで一年になろうとする頃の2月の事だった
最初のコメントを投稿しよう!