中学生

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沙織が相談があると言っていたので、部活が終わってから二人で帰ることにした 「ねー陽菜?力也と付き合ってるの?」 「え?なんで?」 私はビックリしていた… 思いがけない沙織の発言に… 「だって、あんなに仲いいじゃん、それに、力也って、陽菜にだけ態度ちがうし、、皆だって二人は付き合ってるって噂しているじゃん」 噂をされていたことは知っていた。私を好きだと力也に話していた寛大も、私に何もいってこないままだったし、沙織を好きだと力也が言った時に、その場にいた宝も、幸弘も、友情なのか、それとも忘れているのか、誰一人、力也が沙織を好きだとバラす人はいなかった。 それどころか、学校中、私と力也が付き合ってると噂になっていたのだ 「いや、、付き合ってないよ」 私の返事に顔を一気に明るくした沙織を見て 分かってしまった 沙織は力也が好きなんだと そして、沙織は私に頼み事をしてきた とてもつらい頼みごとを    
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