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序章
神様に告げます
僕はあなたに背く子羊だ
運命をねじ曲げて命を弄ぶ咎を犯しました
神様あなたは如何様に責めるでしょうか
だけれども本当にあなたに僕を責める資格があるだろうか
僕はあなたに言いたい
あなたは残酷だ
簡単にいともたやすく大切なものを奪い去った
僕が唯一大切にしていた宝を取り上げた
だから僕は自ら取り戻そうと偽物の宝を生み出す
本物とは似ても似つかない紛い物を
もう一度手にしたい
それだけの純粋な心は罪だろうか
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