君の手

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“鳥のように、 何にも悩む事なく 大空を自由に飛び回りたい。” そんな私のくだらない戯言に 君は少し寂しそうに笑って “綺麗な翼で 空を自由に駆け抜けるのも悪くないけど そんな事よりも僕は 君とこうして、 手を繋いで笑いあっていたいな” なんて照れもせず 私に幸福をくれるから 当分私は、 人間を辞められそうにない。
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