〔第1章〕高校生にだって事情があるはず

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「ッ!?コンテナより熱元反応!」 ヘリのパイロットの1人が叫んだ。 「……!コンテナから離れろ!」 4機のヘリが四方へ散った。 その直後、コンテナを突き破り、1機の戦闘機が空へと昇っていった。 「バカな…パイロットがいたのか!?」 「オーパイだろう」 「どちらにしろ墜とさなければ我々の首がとぶ。こっちの方が楽しめて良いだろう」 「だが、ヘリで勝てるのか?」 「この機体はF-16と同等の性能をもっている。スピードは劣るが…まぁ、オーパイ相手じゃこんなもんだろう」 「リーダー、どうします?」 「……各機に告ぐ。ヤツを墜とせ。市街地に被害がでても構わん」 「「了解!」」 4機のヘリは、空高く昇るミコト機を追い、上昇していった。 「しかし、ヘリじゃ上には攻撃出来ませんが…」 「……恐らくアレに乗っているのは学生だ」
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