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ファイ「あっちぃ~」
アレイス「誰かぁ~水を~」
ファイ「俺が出してあげるよ~」
今会話をしているのは、魔術師ファイとガンナーアレイスだ。ファイもアレイスも、天才と言われるほど腕を持っている。
ラクウェル「ふざけるのもいいかげんにしろ。……見てみな、もうすぐ町に着く」
今のは、ファイターラクウェル。少し今は機嫌が悪いらしい。近寄りがたい。
ユウ「まあまあ。そんな怒ってるみたいに言わなくたって。ここんとこ砂漠続きだったからしょうがないよ」
ラクウェルをなだめたのは、見習い剣士ユウだ。この四人の中で、一番しっかり者だ。 さて、このなぜ四人が砂漠を歩いているか………。
本来なら、前の町から次の町まで三日で着くはずだったのだが、アレイスによる地図の見間違いで一週間かかってしまった。
ラクウェル「まったく。よく水が無くならなかったな」
アレイス「そりゃぁ、ファイが頑張ってくれたし。ユウが、水の管理してくれたし」
アレイスの言葉に、メンバーは苦笑する。
ふと、何気無くユウがアレイスに聞いた。
ユウ「アレイスやラクウェルは?」
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