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クロン「確かにハセヲだけど…なんでお前PCデザイン変わっちまってるぞ!!」
ハセヲはユックリ起き上がり自分の服装が変わって居る事に気付いた。
ハセヲ「まぁ…いいや…それよりなんで、ゲームなのに痛みが…。」
クロンは目の前の出来事がまだ信じられないでいた。
クロン「本当にリアルの身体が痛むのか?
リアルで怪我したってのか!」
その時、クロンにメールが届く。
クロン「なんだよ!!えっ…ならここに居るタカシは…。」
[今タカシが意識不明で、入院した!]
クロンがメールを見て居る間に
ハセヲは癒しの水を自分に使った、身体から痛みが引いて行く。
ハセヲ「はぁ~痛かった!
お前さぁ人が痛い目会ってるなか良くメール見てられるな~TT」
クロン「な、なぁ今リアルのハセヲは何してるんだ?」
ハセヲ「何って、ゲームだろうが何急に変な事言ってんだ?頭でも打ったか?」
クロン「ふざけんな!!リアルのお前は意識不明なんだよ!!」
ハセヲ「はぁ?バ~カならゴーグル外して…
あれ…なんでだ?リアルの俺は?何処だ…!!」
クロン「意識だけがPCにリンクしたって言うのか!」
ハセヲ「解らねぇ!俺は何処だ!!なぁ!俺はここに居る俺は誰だよ!!」
クロン「ゲームの中へ入ってしまった…のか?い…や………」
ハセヲの目の前からクロンが消える。
ハセヲ「!!?な!!何処行ったんだよ…。」
[あなたは打ち勝ったのですね、ならば私の力を授けます。]
ハセヲの目の前に一人の少女が現れる。
ハセヲ「あんたは?何者だ?」
アウラ「私はアウラ、貴方に力を授けます。
使う人の心一つで、善にも悪にもなる…。」
ハセヲ「力なんかいらねぇよ!リアルに帰らせろ!!」
アウラ「私には貴方に力を授ける事位しか出来ません。
貴方なら、この力できっと自分の世界へ帰れるはずです、さぁ両手を出して。」
ハセヲはアウラの言うとおりに両手を出した、ハセヲの手のひらに2つの武器が現れた。
アウラ「あの鎌も、本当は貴方の力です持っていきなさい夕暮れ竜の加護があらんことを…。」
アウラはユックリとハセヲの前から消えて行った。
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