4647人が本棚に入れています
本棚に追加
/128ページ
凛「どいてー。」
声をかけるが、
「何様よ。」と言われ、
押される。
プチーン。
凛「何様って…刹の
彼女様よ。どいて!!」
あー、私ってキレやすい。
私の言葉で女達は
ピタッと動きを止める。
「嘘よ…だって刹様は…
女嫌いだもの。
3㍍以上近付けないのよ。」
おぉ…詳しい。
さてさて…どーしよ。
刹の腕掴んで行けば
いいんだけど……
女の子の殺気で出来ない。
私が止まってると
「やっぱり嘘なのよ。」
「信じられなーい!!」
む…ムカつくっ!!
その時。
誰かに腕をひかれた。
その人は……
凛「刹…?!」
刹「凛、行こう。
凛は本当に俺の彼女
だから。」
そのまま私は呆然と
しながら刹に腕を
引っ張られ、裏庭まで
連れていかれた。
.
最初のコメントを投稿しよう!