09

6/13
前へ
/128ページ
次へ
「大丈夫、ですか??」 俺は顔をあげる。そこには 執事の白山(シラヤマ)。 白「凛様の事ですか??」 刹「……。」 白山はフッと笑った。 白「恋愛は2人いないと 出来ません。」 刹「…??知ってる。」 白「どちらかだけでは 駄目なんです。 春子様を説得するのも きっと2人でやった方が 良いと思いますよ。」 刹「迷惑かけたくない。」 白山は昔みたいに俺の 頭を撫で、 白「凛様も刹様と一緒に 頑張りたいと思ってる はずですよ。」 そう、なのかな。 その時。 ピロピローン メールが来た。 俺はメールを見て、白山に 笑いかけた。 刹「白山の勘、当たり。」 ────────── From:凛先輩 明日、一緒にがんばろ!! 刹の家、行くからね!! ────────── .
/128ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4646人が本棚に入れています
本棚に追加