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裏庭に着いた瞬間。
パッと離される手。
ズキンッ……
ん…??何今の…。
刹「はぁー。」
凛「あ、刹…大丈夫??」
刹「大丈夫…じゃない。」
しばらくして、刹はだいぶ
気分も良くなった。
凛「びっくりしちゃった。
刹があんな事、する
なんて!!」
すると刹は少し横を
向いて恥ずかしそうに
刹「俺の為に来て、
あんな事言われちゃ
さすがに可哀相って
思っただけだよ。
それに発見したし。」
凛「…なにを??」
私がそう言うと刹は
私に少し近付いた。
そして得意そうに
刹「1㍍まで近付ける。」
おぉ!!
私は刹の服の袖を
少し掴んだ。
刹は一瞬、ビクッとした後
苦笑いしながら
刹「余裕…。」
余裕そうには見えない。
私はおかしくて笑って
しまった。
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