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その後、授業をさぼって たくさん話した。 好きな物や嫌いなもの 得意な事、苦手なこと。 刹「苦手なことはない。 ……女以外。」 笑ってしまった。 本当に彼女と彼氏の ようで、楽しかった。 正直、もう嘘告白の事は 良いかなって思った。 でもそれを言ったらまた ただの先輩と後輩。 そう思うと悲しくて。 触れられない事が もどかしい。 しばらくしても、刹に 掴まれた腕があつかった のは、刹の袖に触れた手が あつかったのは…… なんでかな。 .
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