新しい春

7/24
前へ
/90ページ
次へ
チャイムが鳴ると、号令が掛かる 終わったと同時に先生に向かう 勿論、生徒会に立候補するためだ 「あの…先生…」 「お?なんだ青嶋、生徒会役員に立候補か?」 中学時代から高校になったら生徒会になると心に決めていた 「はい……」 「んじゃ、これにサインして、担当の五十嵐先生に提出してな」 「はい…わかりました…」 この紙が、忘れられない思い出のきっかけになるなんて、今の俺には想像できなかった ・
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

131人が本棚に入れています
本棚に追加