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チャイムが鳴ると、号令が掛かる
終わったと同時に先生に向かう
勿論、生徒会に立候補するためだ
「あの…先生…」
「お?なんだ青嶋、生徒会役員に立候補か?」
中学時代から高校になったら生徒会になると心に決めていた
「はい……」
「んじゃ、これにサインして、担当の五十嵐先生に提出してな」
「はい…わかりました…」
この紙が、忘れられない思い出のきっかけになるなんて、今の俺には想像できなかった
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