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「ここです」
「相変わらず広い王宮だな」
小夏の家の大きさにも驚いたが、やはり王宮は大きい…入り口からこの部屋に着くまで、五分くらいかかったのではないだろうか。
「何一〇〇年も前から何も変わっていませんから…」
「この王宮もそんなに歴史があるんだな…」
「さあ…ベッドの用意ができました。シミズマホをここに寝かせてください」
「わかった」
さっきから何をしているのかと思ったら、真帆を休める準備だったようだ。フェイトは真帆を寝かせると、これから二時間何をするかを考えた。しかし、海とアイスとの戦いで疲れが残っていたのか急に睡魔におそわれた。
「時間がきたら起こしに来ますので」
「了解…」
結局睡魔に耐えきれなくなったフェイトは、ソファにもたれ掛かってそのまま眠りに就いてしまった。
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