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「大烈風」
「ぐはっ…！」
フェイトの魔法は今までにくらべものにならないほどの威力があり、オールグはその威力に耐えきれず吹き飛ばされてしまった。
「灼熱の大地」
「くそっ…！闇障壁！」
オールグは必死の防御魔法でフェイトの魔法を防いだ。しかし、フェイトは止まることなく次の魔法をどんどん撃ってくる。今のフェイトは上級魔法を無詠唱で使えるようになり、オールグは手も足もでないようで必死に逃げ回っている。
「裁きの雷」
「このままじゃ死ぬ…」
「氷の大地」
「うわっ!!」
「落ちろ…六星玉」
オールグは今までにない魔力を感じ取った。それもそのはず、六代精霊の魔力がたまっている魔法玉なのだから、今までの魔法と違うことなど素人でもわかるはずだ。
ドガーン!!
フェイトの放った魔法玉は、勢いよくオールグの方に飛んでいった。オールグも避けようと必死に逃げたが、威力が大きすぎて爆発に巻き込まれてしまった。
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