…第一章…配達屋「雨千田配達」

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ピンポン。 片野はインターホンをならした。 スピーカーの向こう側から女性の声がした。 「どちら様ですか?」 インターホンにはカメラがついてなく、女性は明らかに不審そうに聞いてきていた。 片野は慌てて返答した。 片野「さっきお電話いただいた雨千田配達です。」 女性はすぐに、 「あー!は~い便利屋さんね、今開けます!」 といった。 片野は間違えられては困ると思い、 片野「あの~、便利屋じゃなくて~配達屋です。。。」 と言おうと思ったが…… ガチャ!………… 最初の文字を言う前に切られてしまった。 籏野「カッちゃんどんまーい!」 籏野の言葉に片野の心は更に傷ついてしまった。。。
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