…第一章…配達屋「雨千田配達」

12/22
前へ
/32ページ
次へ
驚き正気にもどった片野が気付くとあっという間に山咲団地に着いていた。 団地と言ってもここはマンションである。ある男の子が呼び始めたことによって広がった口コミだ。 片野「もうついたのか?」 籏野「うん!えーとここは7号棟だから…」 片野と籏野はユラに渡された地図を見ながらユラの妹が住んでいる9号棟に向かって歩き出した… 5分して… 年期の入った古びたマンションに着いた。 山咲団地のマンションはもう何十年も前に建てられた建物のためボロクなっている、が、最近は外見が悪いせいか入居者が減っているらしく壁の塗替えをはじめている。 片野はそんなマンションを見ていった。 片野「それにしてもここは何十年もあるなぁ~俺が小さいころからあったから軽く20年は越してるな…うん多分…」 籏野はジロジロとマンションをみている… 籏野「オイラこういうマンション好きだな~感じが。」 と言った。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加